ランランさんのコンサート行ってきました

 若き天才ピアニスト、Lang Langさんのコンサートに行ってきました。
東京赤坂のサントリーホール、なんでもここは音響が良くて国内随一の演奏ホールなんだそうです。


観客席は2006席ということでした。当然空席は見当たりません。さすがです。

今日も華道の かりやざきさん がおられました。名古屋でのランランさん演奏会もおられたはず。
もう彼はこのコンサートには必ず来られます。実は東日本大震災の1ヶ月前にもここでランランさん演奏会がありかりやざきさんもおられてランランさんに花束を渡されていました。そのときはのだめこと上野樹里さんから生花が届いていました。
 演奏は鍵盤のタッチがすばらしくピアノを操っている感じでした。中でも印象的だったのはショパンのバラード1番です。戦場のピアニストという映画の最後で捕虜の主人公がナチス士官の前で弾いた曲です。
壮絶超絶技巧な曲と思って聴いていたら、柔らかく、もちろんダイナミックなフォルテシモでいとも容易く弾いているのには感動を覚えました。何とも安心して聴いていられました。気がついたのですがペダルのサスティンをオンからオフにするときにすれすれにオフにできるところが神業だと思いました。すれすれなのでよく聴くとダンパーと弦が微妙に干渉音出しているのです。これも心地よい響きに変わりますね。
演奏の身振りのパフォーマンスも気持ちいい。鍵盤を離した腕を横に振ったり、上げたり。最後はブラボーのマシンガンでした。4曲ものアンコールの後観客との握手が延々と続き(繰り出した全員と、これマジであり得ない)、プレゼントと拍手の嵐に包まれていました。

これにはびっくり、前回は至ってジェントルに終了したのにこんなにフレンドリー。
この後は神戸で演奏らしいです。演奏の旅は続くのですね。